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2020年4月の星空

桜の満開となる4月中旬 20時頃の星空です。冬の星座は西に傾き、しし座やおとめ座などの春の星座が主役となってきました。北の空高くに昇ったおおぐま座の北斗七星からうしかい座のアルクツゥールスを通って、おとめ座のスピカへと続く春の大曲線が東空にアーチを描いています。西の空には金星が宵の明星としておうし座を通過中で28日には-4.5等の最大光度になります。

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​かに座は黄道12星座の一つで6/22~7/22うまれの星占いの星座です。見つけ方は天頂付近に輝く1等星のしし座レグルスとふたご座のポルックスの間に見えます。かに座の真ん中の甲羅にはボヤっと雲のように見える散開星団M44(プレセぺ星団)が有ります。双眼鏡で見ると空にちりばめられたダイヤモンドのように美しい姿が見えるでしょう。

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C/2017 T2 パンスターズ彗星はキリン座を移動中です。8.6等星と予測されていて、当初の予定より暗いです。肉眼では見えませんが双眼鏡・望遠鏡では見えるかもしれませんのでチャレンジしてみてください。(2020/4/24 © jin記)

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4月21日に20cm F7の望遠鏡で撮影したパンスターズ彗星(C/2017 T2)です。この中の明るい星でも11等星位ですので双眼鏡で中心の核が見えるかなぐらいです。

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